Roots --あたしが私に還るとき
Roots --あたしが私に還るとき
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「ちょっとだけ動かしてみよっか」
優しく、けれど否応なし。
あたしは覚悟を決めて頷いた。
「ひ…ッ!」
膣内が引っ掻き戻される感覚に、背筋を痙攣が走る。
「あぁ、あっ、あぁー!」
再び、腰を持ち上げグルリッと回りながら更に強く。長い声が、喉の奥から溢れ出してくる。
もっと深く--。
そしてまたズルリと引き戻される。
「いぁ…んっ、あぁっ…ん」
あたしの反応が“痛み”を示すものではないことを確認するように、彼は腰を引き浅く狭い部分で小さめに往復させる。
「…もうやだ?」
噴き上げる快感。
痺れと熱。
「やっ…やめっ、ないでぇっ」
理性では説明できない飢餓感が襲う。
深い挿入でのあの感触をもう一度味わおうと、子宮が甘く痙攣して駄々をこねる。
カラダが命じるままにあたしはあられもない媚声を発した。
「やぁぁッ…ねぇ、もっと…っ、もっとぉッ」
再度、深く入った時、
「ハッ…ヤバイ、スゲーキモチいい…」
邑瀬が発した言葉。
嘘っぱちでも嬉しかった。
あたしだってヤバイのに。
何故って、一言で表わすなら彼は“上手過ぎる”。
こんなにされたら、忘れられなくなってしまう。
離れたくなくなってしまう。
また抱いてほしくなった時、あたしはどうすればイイんだろう?
「お前、餅キンチャクみてぇ」
邑瀬が云うのに、
「うそでしょ…」
やっとあたしは答えたが、とても嘘だとは思えなくて涙が零れた。
そうしている間にもあたしの粘液は彼の幹を包む脈動となって溢れ出し、食肉植物みたいにソレを貧った。
奥へ。もっと。
「っあ、あぁっ!はぁーんッ…あぁ…」
打ち込まれるたびに鈍化してゆく痛み。
根っこの部分まであと少し。
邑瀬の律動は深く浅く変化しながら振幅を広げ、あたしの最深部を躊躇いがちに掘り進んでいる。
いくら深く土に潜ってもまだ飽き足らない蛇みたいに。
あたしは自分の脚にしがみつき、痛みと紙一重の重苦しい淫虐に耐えていた。
「あぁッ、あッ…ど…しよう…っ、どうしよ…」
「どうしたの」
「こ…っ、これ、イイのぉッ…イイッ、あぁ…」
もう、めちゃめちゃだ。
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