Roots --あたしが私に還るとき
Roots --あたしが私に還るとき
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おそろしく手練れな手技に鳴かされながらも、あたしは彼自身の昂ぶりに触れようと少しずつ脚をずらし彼の身体を探った。
そして右腿で探り当てたそれは、もうはっきりジャージの上から判るくらいに固く、熱い。
あたしは不安になった。
この人は、このままあたしだけをイかせて終わりにするつもりじゃないだろうか?
「ねぇ…っ、あっ…むらせさぁん…」
「ん、なに?」
相変わらず、あたしの乳首を口に含みながらの穏やかな口調だ。
「も、…も…ッ、じゅうぶんですから…」
「ヨクナイ?」
あたしの顔を覗き込み、指はアソコに差し込んだまま内壁をグニュグニュなぞる。
「そっ…じゃ、なくて」
あたしは少し恥ずかしくなり、言葉に迷う。
「寒く…ないですか?」
何を云ってるんだろ、あたし。
「あ、そうだった」
邑瀬は小さく微笑って、ようやく足元にクシャクシャになっていた毛布を引き上げつつ首を振る。
「ゴメン。なんか俺、焦ってるみたいだわ」
そして毛布の下で彼が下着ごとジャージを脱いだのがわかった。
焦っていたのはあたしだけじゃなかった。
嬉しさがこみあげ、あたしは笑みを返した。
「あたしは逃げませんから。それに…」
再びあたしを見下ろす彼のうなじに指を伸ばして、囁く。
「あたしのナカ、あったかいですよ」
邑瀬はまた、声を出さずに吐息だけで笑って云った。
「そっか…そうだなぁ。でも」
邑瀬は確実に欲情している、それはその眼の光と息遣いで判った。
彼は何を躊躇うのか。
「どうしたんですか」
あたしは何気なく訊いた。
「んー。大丈夫かな…」
「え?」
邑瀬の指が、あたしのショーツのクロッチ(股布)をグイ、と脇へずらす。
なんだろう。
清潔のことか。
避妊のことか。
「安全日?」
邑瀬が尋ねるのに、あたしは頷く。
熱くぬかるんだあたしの割れ目を撫で上げ、撫で下ろす、固いもの。
その熱っぽい淫靡な動きに悶えてしまう。
「あぁぁっ、んーッ…」
「ダメだったら言えよ」
「なにを…?ッ、…あ!」
あたしの両腿を持ち上げ、ぐりぃん、と回すように彼が少しだけ腰を進めた。
「っ…あ、っんん…」
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