Roots --あたしが私に還るとき
Roots --あたしが私に還るとき
みぅ


41ページ目

そのまま、スカートが捲くりあげられる。
あの忌ま忌ましいタータンチェックのスカートが。


「ダメだよ…こんな…」
澤村の声。



カチャリ、と鍵が開く音がした。
あたしの頭の中。

誰かが侵入してくる。

『ダメだよ、こんなの穿いて…』

--誰?

歪んだ声が響く。

『こんなの穿いて、イヤラシイな』

あたし…
どんなの穿いてたんだっけ?

『こんなになって…なんにもしてないのに、もうぐじょぐじょだよ』

やだ…触らないで。
恥ずかしいよ。

『ここ、イイんだろ?』

あぁ…そのコリコリのトコロ…なんか、キモチイイ。

『もっとヨクしてあげよっか…』

やだ…ぬがさないで。

『脚、開いて。もっと。そう…』

何?何をしてるの?


イヤ、そんなトコロ、触らないで。汚いよ。

声がでない。
身体が動かない。

誰か、助けて…。


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