Roots --あたしが私に還るとき
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みぅ


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クリスマス以来、澤村が地元に帰って来て逢えばいつもラブホテル。

お正月も、2月の連休も。

その卒業式の日もボウリングを2ゲームだけした後すぐにホテルへ行った。

あたしはこの日クラス会に行く為の私服を持って来ていて車の中でそれに着替えようとしたけれど、『制服のままでヤリたい』と云われ、そのままチェックインすることになり。
ホテルの会計係が男性だったので恥ずかしくて仕方なかった。


その制服はブレザータイプのよくあるデザインで、あたしは最後まで好きになれなかった。

少し角が丸くなった衿のブラウスに、約2cm幅の紅いリボン型ネクタイ。
ジャケットは紺色。少し丈を短く詰めるのが流行っていたので小さめのサイズにしていた。
その下にはジャケットと同素材のベストを着るか、指定色のVネックセーター。
あたしは確か、組曲で買ったブルーグレーのセーターを着ていた。

そして、タータンチェックのプリーツスカート。

グレーベースに赤と濃紺のライン。


その、タータンチェックがとても嫌いだった。

12歳のあの日--あたしが身につけていた、あのスカート--を想起させる柄。

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