Roots --あたしが私に還るとき
Roots --あたしが私に還るとき
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三泊四日。
下品な言い方かもしれないけれど、あたし達はそれからの時間をほとんど“ヤル為”だけに使った。
それこそ覚えたてのナントカみたく。
残された時間を惜しむように、まるで明日世界が終わるかの勢いでとにかくヤリまくった。
絶えず焚き続けた石油ストーブの匂いを、あたしはずっと忘れることはできないと思う。
昼間もカーテンをひいてセックスばかりしていると、曜日や時間の感覚がおかしくなる。
ご飯の材料を買いに出るのが面倒で、ピザの宅配を取ったり。
テリヤキチキンのがすごく美味しかった。
一度、彼が用意していた分のコンドームが無くなってしまい、夜中に近くのコンビニまで新たに1ダース買い足しに走ってもらった時はさすがに笑えた。
隣人に壁を叩かれても彼は気にしなかった。
テレビはほとんど観なかったし、あまり音楽も聴かなかったように思う。
彼は、ありったけの技巧を尽くしてあたしのカラダを開拓してくれた。
恋愛感情に裏打ちされた絶え間無い性欲を持つ彼の行為は、あたしを悦ばせることに終始していた。
口唇で彼のを愛撫することを教わったりもしたが彼自身はその快感で射精に至るつもりはないようだった。
男性のソレも濡れるんだってことを、その時に初めて知った。
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