Roots --あたしが私に還るとき
Roots --あたしが私に還るとき
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完全に羞恥心のヒューズは切れてしまった。
「やーっ!い…ぁあっ!もう…もぅやめ…ぇっ…!」
「…痛い?」
彼の問いに、かぶりを振る。
痛みなど、もう感じない。
痛みより狂おしい“ある感覚”に襲われ、恐怖を覚えたあたしは必死で彼を制したのだ。
けれど彼は素直に指を抜き取ったかと思うと、間髪入れずその秘唇に自らの熱い道具を宛い、何かに追い立てられたように奥へと強く突き入れた。
「ィヤッ!あぁーっ…ん」
何故か昨晩とは全く違う、些か乱暴な挿入。
手足の先まで冷たい悪寒が走る。
ものすごく、固かった。
彼をカラダで受け入れながら、心で強く拒絶する。
その感情が渦となって混ざり合い、あたしの性感を呼び覚ます媚薬に変わった瞬間だった。
「ふぅっんん…っん、ぁあん…」
ビクビクとあたしの中で彼のモノが痙攣する。
杭を打ち込まれ、両腕を掴まれ開かれて。
『まるでハリツケになった蝶の標本みたいな恰好』、そう思うと悪い気はしなかった。
「あっ…ぅあ…キモチい…ぃ…」
彼が呻く。
繋がった粘膜が湿った摩擦音をたてる。
グチュッ…グジュッ…。
「イイか…?キモチイイ…か?」
譫言のように繰り返す声。
カラダごと揺さぶられながら、頬を上気させ薄目を開いてその顔を見上げる。
「はぁ…っあ、…っ、あたしも……あぁっ、…キモチイイぃ…っ!」
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