板野監禁生活
第8話
どこかで聞いているであろう男に向かって叫ぶ板野。喉が痛くて声が酷い・・
ガガガガ!ピーカパッ
板野が声を出した直後壁からのどあめが出て来た・・
「ありがとう・・えっと・・名前ぐらい教えてよ・・」
自分を監禁した相手は悪い人ではない・・犯罪者にはなってしまったけど
決して自分に危害は加えない・・今のところは・・。それより・・可哀想な人・・
人生を楽しめてない・・自分だけしか生きる楽しみが無いなら自分が引退
したらどうなるんだろう・・徐々に不安になってくる・・でも・・今は泣いたり
叫んだりでちょっと疲れた・・
「おやすみなさい・・」
男に向かって小さく呟く・・
翌日・・異変が起った・・変に安心してしまったからだろうか?・・高熱を出して
しまった・・体が重い・・動けない・・辛い・・せっかくの休みなのに・・最悪だ・・
「・・風邪?・・」
そう言われてふと目を開くと男が立っていた・・心配して来てくれたのだろうか
「頭痛い・・関節も痛い・・」
男は慣れない手つきで板野の頭に冷えピタを貼る・・
「ん・・」
板野は気持ち良さそうに目を細める・・
「あのさ・・」
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