板野監禁生活
第4話
「?・・あの・・名前は?・・」
「えっと・・内緒・・」
「ここどこ?・・」
「・・内緒・・」
板野が何を聞いても内緒か沈黙の男・・どんだけ板野が必死に何かを聞いて
みても答えは返ってこない・・
「答えてくれないの?・・」
「・・・・」
「雑誌のセンス悪いよ?・・」
「うん・・ごめん・・えっ!」
「あの雑誌あなたが用意したの?」
ふとカマをかけてみると初めて秘密や沈黙以外の答えが返ってきた。しかも
よくみてみると男の背後の棚には昨日よりも豊富な雑誌が置かれてある
「もしかして・・監禁?誘拐の犯人?・・」
ちょっと怯えて男から離れる板野・・男は何も言わずに小さく頷く
「・・てよ・・私をここから出して!」
男が頷くと板野は男に掴みかかり必死に懇願を始める。男は何も言わない
「ちょっと聞いてるの?ねぇ!ここから出してよ!」
興奮して泣きながら激しく男の体を揺らす板野。泣き叫びながら何度も何度も
同じ事を繰り返す・・「ここから出せ!出して!」何度この言葉を言っただろう?
疲れてしまったいたのはへなへなと座り込む
「はぁはぁ・・ゲホッゲホッ・・」
声も枯れてしまいもう元気もない・・ようやく会えた人が自分を監禁した犯人
だった・・これほどショックな事は無い・・ふざけるな・・どうして私が監禁され
ないといけないの・・どうして?・・
「ねぇ・・どうして?・・どうして監禁したの?・・」
「・・・・」
理由を聞いても男は何も言わない・・
「答えてよ!」
板野はとてもアイドルとは思えないほどかすれ切った声で叫ぶ
「だって・・」
タイトルトップTOPへ戻る