板野監禁生活
第2話
ドッキリかも知れない・・そう思ってとにかく恐怖を紛らわさせようと部屋にあった
雑誌を手に取るが・・
「センス悪い・・何これ・・雑誌バラバラすぎるし・・新しいのばっかり・・とりあえず
明日からイメチェンします!みたいな感じで気合入れて失敗する人みたいな
チョイス・・」
残念ながらこの部屋に置いてあった雑誌は板野の趣味には合わなかったらしい
「はぁ・・暇ぁ・・DSしたい・・」
ガガガガ!ピーカパッ
ご飯が出て来た時同様壁が動いて中からなんと3DSが出てくる
「えっ!また出てきた・・しかも3DS・・」
板野は不安や恐怖が一杯だったがちょっと嬉しくなって笑顔を見せる
「おぉ?来た来た♪可愛いなぁ♪」
DSに入っていたのは犬を育てるゲームでペットを飼っているのと同じ様な
感覚で楽しんでいる。寂しさや恐怖もかなりとれて癒されてきて板野は
すっかり笑顔になっている
「お手♪おかわり♪」
ゲームに夢中になり誘拐やドッキリは二の次に、というか忘れきっている
しばらくゲームをした後板野は睡魔に襲われる・・高い窓から外を見ると
暗くなっている。誘拐でもドッキリでもどっちでもいいけどせっかくふわふわな
ベッドがあるので寝よう・・そう思い板野はベッドに寝転ぶ・・電気を消すと
青くて綺麗で弱い光が部屋を包み込む・・
怖いし不安だけど光を見ているとちょっと癒され落ち着く・・そう思いながら
板野はゆっくり目を閉じた・・
目が覚めた・・残念ながら昨日と同じ部屋・・小さな窓が一つしかないから
明るさの感覚はいまいちわからない・・
「ん・・ふぁぁ・・顔洗お・・」
不安はあるが恐怖は薄れて来てとりあえず顔を洗いに洗面所に・・様々な
種類やサイズの歯ブラシ、歯磨き粉が置いてある
「・・子供用の歯磨き粉とか・・バカにされてる気がする・・」
そう言いながらも板野は懐かしくて子供用の甘い歯磨き粉を利用して歯を磨く
歯ブラシも歯磨き粉も全て新しい物・・映画とかでありそうな実験に使われて
いる主人公になった気分・・生活調査の実験や観察なのだろうか?
新しい可能性を考え始める
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