?由依との奏で?_第16話/AKB48のエロ小説
?由依との奏で?
第16話

柏木が何を考えているかなんて全く知らずに、由依は柏木のことを思い出していた。

(柏木先生…なかなかええ人みたいやな♪ 梅田先生とはまた違った感じのする…)

学校を終え、帰るとき、ふいに由依が俺に言った。

由依「柏木先生って、どんな先輩やったんやろ…」

翔太郎「なんであいつのことを…」

由依「先生のこと、あいつ呼ばわりするん?」

翔太郎「由依、悪いことは言わないからあいつとはかかわらない方がいいよ」

由依「そんなのなんでわかるん?」

翔太郎「それは…」

俺は答えると由依がどう思うのかが怖くて答えられなかった。

由依「人のことあんまり悪く言うもんやないで!」

由依が本気で怒っていた。

翔太郎「ごめん…」

由依「翔太郎らしくないやんか…」

俺はもうどうしたらいいのかわからなかった…。

この日の俺と由依はどこかかみ合わないまま別れたのであった。

その日の夜、柏木はとある人物と話していた…。

柏木「もしもし? 今日高校行ってきたよ?」

???「どうだった??」

柏木「あの子、いたよ(笑) しかも担当のクラスだったし?」

???「そういえば、あたしが三年のころ二年だったしね(笑)」

柏木「なんか一人かわいい子がいてさぁ…?」

???「部活には顔出さないの??」

柏木「あたしは行っちゃまずいでしょ♪ 私より陽菜の方が好かれてるし♪」

???「じゃあ、とりあえずはおとなしくしてなきゃね♪ あ、勝手につまみ食いしちゃだめだよ??」

柏木「わかってるわよ?。 それじゃあね!」

柏木は電話を切るとにやりと笑うのであった…。

柏木が来てからというもの、俺と由依はぎくしゃくしてしまっていた。

翔太郎「由依さぁ、今日は二人で映画でも行かない?」

由依「そうやなぁ…ちょっと考える…」

翔太郎「はぁ…」

俺は柏木が何もしないことだけを切望していた。

この日は、ある意味柏木は何もしては来なかったのだが…。

今日も朝から梅ちゃんと一緒に柏木はやってきた。

柏木は至ってまじめな教育実習生だった。

(俺の考えすぎ…か?)

そんな呑気なことを考えているうちに、柏木の毒牙は俺の方ではなく、由依に迫っていた。


由依「柏木先生?!」

柏木「あっ、由依ちゃ?ん!」
俺は詳しくは知らなかったが、この短期間で柏木と由依はかなり仲が良くなっていた。

また、柏木は授業の教え方がうまく、男女両方からいい教師として認められつつあった。

俺は柏木のことを誰にも言えずに、ただ悶々と過ごしていた。

そんな中、俺の話し相手になってくれたのが優子とちゅりだった。

優子は俺が由依のことを心配していることだけ話すと、由依のことを気にかけてみてくれると言ってくれたし、ちゅりは柏木が吹奏楽部には来ていないことを教えてくれた。

高柳「あ、そういえば…」

翔太郎「どうかした?」

高柳「今度小嶋先輩が来てくださるんだ!」

翔太郎「おぉ?、こじはる先輩かぁ!」

ちゅりは一瞬はっとした顔をして俺に言った。

高柳「あ、小嶋先輩って五代君の…」

翔太郎「過ぎたことだからいいんだよ…。そのことではみんなにもこじはる先輩にも迷惑かけちゃったし…」

高柳「ごめんね! とにかく、そういうことだから!」

ちゅりは走って行ってしまった…

昼休みになって、柏木と由依は昼食を共にしていた。
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