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カオス・ストーリー2
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AKB学園
第20話
春「お、俺は・・・」
全員目をつぶり手を祈るようにして待っている
今にもみんなの胸の鼓動が聞こえてきそうな状態だ。
春「俺は・・俺が付き合いたいのは・・高・・橋」
高橋「え!?」
春「俺が好きなのは、高橋みなみだ!」
そう春が叫んだ後時が止まったかのようにみんな硬直していた
高橋「ほ、ほんとですか?嘘・・じゃないですよね?」
高橋はすでに涙目になりながらとぎれとぎれに春に聞く
春「あぁ!高橋みなみだ!」
河西「・・な?んだたかみなか?」
北原「まぁたかみなさんだったら仕方ないかな」
指原「・・・」
河西「指原はガッカリする必要ないじゃんもともと候補外だし?」
指原「いくらなんでもそれはひどいっす!!(泣)」
宮澤「・・・」
宮澤はショックで走ってどっか行ってしまった
柏木「じゃあたかみな幸せにね」
河西「たかみなに飽きたらいつでもとものとこに来ていいからね♪」
北原「これからも友達として・・・よろしくお願いします!」
指原「さ、指原も・・よろしくお願いします!」
みんなはそう言い残すと、それぞれ去っていった。
春はみんなが目に涙をいっぱい溜めながら話てたのを見て胸が苦しくなった。
一方、春に振られて逃げ出してしまった宮澤の元に・・・
「・・・」
「お!宮澤じゃんどーしたの?」
夏輝が現れた
宮澤は体育すわりをして両腕の中に顔を埋めている
夏輝は宮澤の横に座り、
「そっか、春に振られたんだ!」
「・・・」
宮澤は答えようとしない
「まぁお前身長もあるし、胸ないし、何より男っぽいしな?」
宮澤は一番気にしてた?男っぽい?ことを言われてカッとして
「うるさいなぁ!どうせ佐江みたいな女の娘は仲のいい友達が一番なんだよ!」
その後夏輝は圧倒されたのか沈黙が続いた
「・・・・・」
しかしこの重い空気を変えるように夏輝は
「なぁ・・俺じゃ駄目か?」「えっ?」
宮澤は突然の言葉に振り返った
「俺じゃあ春の代わりはつとまんないか?」
「なにいってんの!同情ならやめてよ!」
夏輝は立ち上がり宮澤の正面に立った
「同情なんかじゃねぇよ!」
「けど夏輝はともちんがいいってずっと言ってたじゃん!」
「確かに言ってた・・けど宮澤の事が気になってたのも事実だ」
「だいたいこんな佐江のどこがいいっていうのよ!」
宮澤と夏輝はお互いに気持ちをぶつける
「その周りを明るくする元気さも俺とほとんど身長変わんないとこも胸ないとこも男っぽいところも全部だよ!」
「そんなの・・」
宮澤はまた涙をながしはじめた
「お前の一番好きなとこは周りを明るくする笑顔なんだから泣くなよ・・」
そういってハンカチを渡す
「ウゥ・・・」
宮澤は涙を拭くとそのハンカチを、
「うわっなにすんだよ!」
勢いよく夏輝に投げた
「バーカ!」
宮澤はその一言をいい放ち走り去った。ただその一言をいい放った宮澤の顔は?笑顔?だった。
「・・・これはOKなの・・か?」
夏輝はまたその場に置き去りになった
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