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カオス・ストーリー23

AKB学園
第2話

・・・4月、桜の花びらたちが咲くころ・・・


ブー、ブー、ブー、

携帯のバイブが鳴る。

春「あと5分だけ・・・」


・・・
ブー、ブー、ブー

春「わかぁーたよ!起きます、起きますよ」

そういって携帯のアラームを止めた。


?なんか視線を感じる?

その先には・・・

麻友「ママ?春兄が朝から携帯に怒鳴ってる?(笑)」
春「いやいやいやそれは?」
と妹に脱力してる時、

母「今日から高校生デビューでしょ!早くご飯食べちゃいなさい!」


そういえば今日から高校生か・・・

そう考えながら下に降りると、

既に制服でトーストをかじっている麻友がいた。

その前にはスーツ姿でテレビを見てる麻里子姉がいた。


ちなみに麻友は中学3年、麻里子姉はウェディングプランナー(?)という職についている。
あと麻里子姉は養子だ。麻里子「麻友もう8時だよ?遅刻しちゃうぞ?」

なんでそこで微笑む?


麻友「やびゃあ!もう8時?麻里姉なんでもっと早く言ってくれなかったのさ??」

麻里子「え?だってそっかの方が面白いじゃん?」

麻友「もーいーし?ママ行ってきまーす?」

見た通り麻里子姉は多少(?)Sだ・・・

そして麻友は多少(?)ヲタクだ・・・


俺は改めてこの兄弟に脱力した。・・・そして・・・

春「行ってきまーす!」

母「行ってらっしゃい?あ、また今日から一ヶ月くらいいないから家よろしくね?」

春「へいへい」

うちの両親は両方とも仕事をしている。
父さんは海外に単身赴任している。
というのも前に住んでいたアメリカの会社でまだ働いているようだ。

母は以外と名のしれたトップコーディネーターで、

つまり家には基本3人しかいない。しかも麻里子姉は彼氏のところにいたりするときもあり、そんな時は隣の家のお姉さんが来てくれる時もある。
・・そんなこんなで学校・・

春「これが俺が新しく通う桜蘭高校か・・・」

そう思いながら自分のクラスを確認する。

春「ん?、俺は、あった!1組か」

俺は帰国してきたばかりだから知り合い、ましてや友達なんて1人もいない。

しかもあんま明るい性格じゃないからなー・・・

そう思いながら教室に入る。

俺はまず黒板に張り出されていた座席表を覗く。


春「俺は?・・・あったなになに右から二列目の前から二番目か・・・」


なんか微妙な席だな?何て思いながら席に着く。


春「特にすることも無いし、チャイム鳴るまで寝るか・・・」

そして机に両腕を乗せ顔をうずめる。


・・・・・

キーンコーンカーンコーン
春「ハァァ?」

とあくびして起きる。


あれ?隣の席のやつ今日休みか?

そう思っていると、

ガラガラガラ

先生「皆さんおはよう!今日から君達は高校生だ。爽やかな青春の日々を過ごして下さい?」


若っいな?20歳ぐらいか?

先生「私の名前は金子要助だ。まあ皆さんおわかりの通りまだ21歳と若いのでお互いに頑張りましょう!」

なんかすごい爽やかな先生だな?

金子「じゃあまず自己紹介から」

そう言って一人ずつ自己紹介をしていく。

そして・・・

金子「次、あれ?休みか?」
そう言ってると、


ドタドタドタッ

ガラガラガラ?「ハイハイハーイいますいま?す」

金子「まったくいきなり遅刻か?まぁいいか、じゃあ自己紹介して」

優子「ハイ!えーと名前は大島優子です。あとは・・・あっスポーツ万能です?ヨロシク?」


元気だな?、てか高校一日目にして遅刻とは・・・

そして俺の前

夏輝「ハイッ!佐藤夏輝でっす。まあ見た目通りの性格なんで。あっあと彼女募集中でーす?」

ずいぶんチャラい奴だな?まあ面白そうだけど・・・
金子「ハイっ次」


俺か・・・

春「沙羅崎春です。去年までアメリカにいました。好きのはバスケです。」

そう言って席に着くと、

夏輝「ヨッ?俺、夏輝。何お前アメリカにいたの英語ぺらぺらなの?」

春「ん?まぁね」


夏輝「お前なんか無愛想だな?まぁいーや。部活バスケ部だろ?俺もなんだよ!一緒に仮入行こうぜ!」

春「あっあぁ」

夏輝「・・・決めた。俺一ヶ月でお前と親しくなる。てか友達になる?」

春「ハァ?なんだよそれ?」

そんなこんなで1時間目終了・・・
そして2時間目・・・


2時間目は先生がずっと高校について話している。


話長っ!・・・寝よ。

そしてさっきみたいにまた腕の中に顔をうずめると、

ピシッ!

春「痛ッ?」

優子「ねーねー、起きた?」
どうやらこめかみをデコピンされたらしい・・・


春「な、なに?」

優子「確か、沙羅崎春君だよね?」

春「ん?そうだけど」

優子「私大島優子。優子って読んでね!あっそうだメアド交換しよーよ?」

春「いーけど、何で俺?」

優子「ん?隣だから?あとちょっとカッコいいから(笑)」

春「あっそうすかありがとうございます?」

そういって(こっそり)メアドを交換した。

優子「そういえば何て呼べばいい?」

春「何でもいーよ」

優子「じゃあ“春”ね!いい?」

春「了?解」

そこへ


夏輝「俺も俺もメアド交換しよーよ?」

優子「うわっハートとかキモっ・・・」

夏輝「ヒドッΣ( ̄◇ ̄*)」
優子「じょーだんだよ?いーよじゃあ“夏”でいい?」

夏輝「輝は?」

優子「言うのめんどい・・」
夏輝「ヒドッΣ( ̄◇ ̄*)」
優子「フフフッ」


なんだこの漫才・・・

こーして優子と夏輝という友達(?)ができた。

あー友達何て作れる気なんてしなかったのにな?

悪くないなこの席(笑)

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