Meeting and parting…
第8話
午後3時――
コンコンッ
篤斗「はい?」
河西「来たよ?」
ガラガラッ
河西「順調?」
篤斗「まぁまぁかな^^」
河西「由紀が心配してたよ?」
篤斗「そうなの?」
河西「うん…重い荷物がいっぱいあるから運んでほしいんだって(笑)」
篤斗「おいおい…」
柏木って見た目は清楚系なのにドSだな…
ってそんな事は正直どうでもいい。
俺はずっとどのタイミングで告白するか考えていた。
河西「なんか私達って付き合ってるみたいだね^^」
篤斗「か、河西!」
河西「ど、どしたの!!」
今しかない!
篤斗「お、俺と付き合ってくだしゃい!!」
最悪だ…
大事な場面で噛んでしまった…
河西「私でいいの?」
篤斗「えっ?」
河西「だからぁ…私なんかでいいの?」
篤斗「俺はお前が好きだ!」
河西「私も…好き…」
心臓のドキドキが収まらない…
篤斗「あのさぁ…下の名前で呼び合わない?」
河西「いいよ^^」
篤斗「智美…」
智美「篤斗…」
チュッ…
優しく唇を重ね合わせた…
河西「は、恥ずかしい///」
篤斗「だな///」
キスをしたのはいいが…
その後、どうすればいいのか分からなかった。
河西「これから毎日来るね!」
篤斗「おぅ!待ってる^^」
河西「じゃぁ早いけど…今日はもう帰るね…」
篤斗「智美…ありがとな^^」
河西「うん!じゃあね^^」
河西を見送った後、一気に寂しくなった。
もうちょっと一緒に居たかったな…
携帯を見ていると知らない奴からメールが来た。
篤斗「これ…誰だろう?」
見た事の無いアドレスだし…
とりあえず、メールの内容を確認すると…
―――――――――――――――
北原里英です!
友達から教えてもらいました。
もし…よろしければ登録お願いします…
―――――――――――――――
篤斗「北原か…登録しとこっと…」
北原のアドレスを登録した後早速メールを送った。
コンコンッ
篤斗「はい?」
和樹「来たぞ?」
篤斗「おぉ!早く入れよ!」
和樹がわざわざ見舞いに来てくれた。
和樹「元気みたいだな^^」
篤斗「まぁな^^」
和樹「今日はなぁ…プレゼントを持ってきたぞ!」
篤斗「プレゼント?」
和樹「ジャジャ?ン!」
和樹が持ってきた物は海外のサッカーチームのユニフォームだった。
篤斗「俺はもうサッカーはしないって…」
和樹「まぁまぁ…そう言わずによぉ?」
篤斗「やらないって言ってるだろ!」
ついつい怒鳴ってしまった…
和樹「…」
篤斗「ごめん…でも、俺はもうサッカーはしたくないんだ…」
和樹「まだあの時の事を引きずってんのかよ!もう忘れろよ!」
篤斗「…」
和樹「はぁ…俺は諦めないからな…」
和樹はすぐに出て行ってしまった。
サッカーは嫌いになったんだよ…
俺は小学校、中学校とサッカーを9年間していた。
中学に入ると西日本No1選手とも言われるようになっていた。
しかし…
中学3年の夏…
俺は試合中に相手選手に大怪我を負わせてしまい
それ以来ボールは蹴れなくなってしまった。
体育の時間でサッカーがあったがほとんど仮病で休んでいた。
篤斗「サッカーかぁ…」
和樹が持ってきてくれたユニフォームを見ていると
どうしても、あの時の瞬間を思い出す。
和樹が言ったとおり、もう昔の事だから忘れた方がいいのかもしれない…
和樹にはずっと前から誘われていたがずっと断っていた。
また、誰かを怪我させてしまったらどうしようと思うと
体が震えてしまう。
篤斗「はぁ…どうしたらいいんだろう…」
智美なら何て言ってくれるかな…
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