苦悶
とみて
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今日の空は暗く深い灰色。
そんな空を学校のベランダから仁志雄太と高沢修介は退屈そうに見上げていた。
近くの山から見える不気味な洋館が今日は見えない。
「今日は本当に暗いなぁ。」
「乱層雲、大雨の前兆かな。」
「ははは。」
と雄太と修介は笑いながら話していた。
「ちょっと、いつまでベランダにいるの鍵掛けるわよ。」
と、クラス代表、井上瞭子が言った。
もう7時近くだ。
「よし、帰るか、修介。」
「おう。帰りにマックよろうぜ」
「大変!玄関が開かないの!あたし達、閉じ込められちゃったわ。」
と、瞭子の親友、山石綾香が言った。
灰色の空、内側から掛ける鍵なのに外から鍵が掛けてある、閉じ込められる......
雄太達はまるで、ホラー映画を実体験しているような感覚に陥った。
学校内にいるのは38人。
今から、最大の恐怖が待ってる事にこの38人はきずくはずがなかった。
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