あらすじ
山石梁
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第一章?海猫まいとの出会い
桜も香るこの季節新しい生活に不安と期待を思い浮かべている。
俺の名前は青山しんや。
一週間前に私立鈴山高校に入学したばかりの高校生だ。
この学校に入学した理由はただ一つ、日常が欲しかった。
俺ぐらいの年の奴ならだれもが言うだろう。刺激的な生活がほしいと。しかし、俺には必要ないなぜなら、そんな生活いくらでもしてきたからだ。どうやら俺は事件に巻き込まれやすい体質らしく、今まで数ある事件に遭遇している。そのせいで友達もすくなかったし、もちろん彼女なんて作れなかった。
だからこの体質を直して、普通の日常が欲しかった。
そして自分の事を知っている奴がいると何かと面倒なので、地元からかなり離れたこの学校に入学したんだ。
そんなこんなで、いまこの学校にいるわけだが……悩みが一つある。
入学して三日たった夜の事だった。
地元から学校に通うには遠すぎるので俺は学校の近くにある祖母の家で下宿させてもらっている
そして俺は二階にある部屋でくつろいでいると
「しんやー!」
祖母の呼ぶ声に晩飯かと思い二階の自分の部屋から下に降りると祖母が含み笑いで俺を見ながらたっている
「なんだよきもちわるいなぁ」
「あんたにお客さんだよ」 「はぁ?」
この町に来たのも二週間程しかたっていないのに客がくるわけないだろうと思い玄関を見ると、確かにいた。
一目みてわかる整った顔立ちに淡い茶髪のポニーテール、黒い大きな眼には意志の強さを示すように宝石のような輝きをもち、スタイルはゆわゆるモデル体型、そんな映画女優のよう風貌をもつ彼女には見覚えがあった。
「う、海猫さん?」
彼女は意外そうな顔で
「名前覚えてたんだ。」
と言った
なぜ覚えていたかとゆう同じクラスだったからとか珍しい名字だったとかじゃなく、彼女の事が初めて見た時から気になっていたからだ。
内心ドキドキしながら俺は彼女に質問する
「な、なにかよう?」
彼女は笑いながら
「うんあなたに頼みたい事が……」
彼女が言葉を続けようとした瞬間
「キャァアァァー!」
会話に割り込むように突然外の方から女の悲鳴が聞こえた
海猫さんはその悲鳴を聞くとさっきまでの笑い顔が消え鋭い目に変わり玄関を出て声の聞こえた方に走って行った。
俺は数秒程棒立ちしていたが、彼女の後を追いかける事にした。 彼女の後を追った俺は悲鳴が聞こえたであろう公園に足をむけた。
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