僕は死んだ ?伝えたかった本当の気持ち?
僕は死んだ ?伝えたかった本当の気持ち?
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キンタ「あれ……僕はどうしたんだ……?」
瞼を開ける。光が眩しい。街灯が顔の正面に見える
あたりを見回すと、そこは住み慣れた町の光景が広がっていた
時刻はよく分からないが、深夜であることは間違いない
キンタ「確か……買い物に出て……それから……」
それから……が思い出せない
何か、何かあった気がする。とても重大な何かが……
キンタ「なんだっけ……」
周りに、人気は無い
ここにいても仕方が無い。どこかへ行こう……
とぼとぼと、不確かな足取りで歩く
季節はもう真冬だと言うのに、不思議と寒くはなかった
キンタ「買い物……何を買おうとしてたんだっけ……?」
ポケットから財布を取り出す
二千円と、小銭がいくらか入っていた
キンタ「あんまり大した物を買おうとしてなかったみたいだ……」
それに、こんな夜中だ きっと、コンビニに行こうとしていたに違いない
キンタ「コンビニに行けば、きっと思い出すはず!」
目的が決まれば、急に足が軽くなる
しかし、キンタは気がつかなかった
自分の足が、降り積もる雪に跡を残していないことに……
キンタ「とりあえず、おでんでも買おう!」
――――――――
人気の無い通りは酷く寂しい
ビルとビルの間から民家が覗く
気の早い住人なのだろう、既にクリスマスのイルミネーションが煌めいている
キンタ「もうそんな時期か……」
一年前なら、きっとうんざり見ていただろう
だが、今年は違った
キンタ「今年は玲奈も一緒だ!」
恋人……というわけではない。だが、そうなりたい、なれたら、とは思う
今年は彼女の家のクリスマスパーティに呼ばれている
自分なんかが参加していいものか、と渋ったのだが 結局、強引に、まるで玲奈に叱られるままに、頷いてしまった
キンタ「楽しみだなぁ?」
そう、嫌ではなかった。むしろ嬉しかった
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