SKE48が異世界に!??異世界冒険譚?
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第六話「セレクト」?前半?
セシア中央都市部、セシア城……
茉夏「ここが城だ」
明音「わあ……おっきいねえ……」
玲奈「うん……」
玲奈達の目の前には、悠々とそびえ立つ城。見慣れない光景に玲奈と明音は驚いていた。
茉夏「バトル権を手に入れるためには、城内にある『武力の間』というところに行く必要がある。
とりあえずそこまで行くぞ」
城入り口……
こちらも、二人の門番が警備している。
茉夏「今日は訳あってバトル権を手に入れなければならないんだが」
「おお、茉夏じゃねえか。さっきの運営局の知らせがあってからそういう奴が結構来てる。
バトル権の試験は自由に受けられるが……受けるのはそっちのお二人さん? 頑張ってな」
明音「あ、ありがとうございます」
三人は城内に入る。
茉夏「今回はすんなり入れたな」
玲奈「茉夏って結構有名なの?さっきの門番も名前知ってたし」
茉夏「まあな。傭兵として国のために働いていればすぐに認められるようになるさ。
……この奥だ」
奥へと進む。玲奈と明音は、内心不安でいっぱいだった。
茉夏「着いたぞ」
武力の間……
玲奈「人が結構いるね……」
明音「私達と同じ様に、バトル権を手に入れようとしてるんですよね……」
三人は、「受付」と書かれたプレートのあるカウンターへ向かう。
「どうもー。今日は何をお求めで?」
受付の少女が尋ねる。赤いショートヘアーに、緑色の目という特徴的な姿をしている。
茉夏「バトル権の試験を受けたい。受けるのはこの二人なんだが……」
「わっかりましたあ。それでは、武器をお持ちでないのなら武器をお選びください」
二人「武器?」
二人が声をあわせて聞く。
茉夏「まさか、素手で闘うつもりか?
……マルシ。『セレクト』で頼む」
二人「セレクト?」
マルシと呼ばれた少女は、絶えず笑顔のままだ。
マルシ「セレクトですね。じゃあついてきてくださーい」
マルシについていく。歩きながら、明音は茉夏に聞く。
明音「茉夏。セレクトって何?」
茉夏「セレクトというのは、自分がどんな武器にしたらいいかわからない場合、自分に合った武器を選んでもらうシステムだ」
玲奈「そうなんだ。 ……私に合う武器ってなんだろう?」
玲奈が首を傾げる。すると、
明音「玲奈さんは魔術師って感じですよね。あんまり殴る蹴るってイメージないし」
茉夏「いや、玲奈は案外剣士が向いているかもしれんぞ。……確かそういう経験があると言っていたな」
玲奈「あるって言っても、学生の頃剣道をやっていたくらいだし……」
マルシが立ち止まる。
マルシ「ここですよー」
玲奈達の前には、「セレクトルーム」と書かれたプレートがある部屋。
部屋の中に入る。
マルシ「あなたはこっち、あなたはあっちの部屋ね」
玲奈と明音は、それぞれ部屋の中に入る。中には、マントを羽織り杖を持った老婆が座っていた。
「そなたがセレクトの者か?」
玲奈「はい」
「それでは、早速はじめるぞい」
老婆は、杖を前に出し、玲奈に言う。
「目を閉じて右手を前に出せ」
玲奈は指示通り目を閉じて右手を前に出す。
「ふむ……成る程……。そなたはそのような人間か」
玲奈は自分のすべてを見られている気分になり、恥ずかしくなる。
「フッ……。そう恥ずかしがらんでもよい。
……見えたぞ」
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