SKE48が異世界に!??異世界冒険譚?
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第五話「力の決意」


二人「ゆ、湯浅さんっ!?」

モニターに映っていたのは、SKE48支配人、湯浅洋その人だった。

何が起こっているのか、状況を把握出来ていない二人。

すると、湯浅が話し出した。

湯浅「運営局からのお知らせです」

そう言って湯浅は退き、モニターに他の人物が現れる。

その人物に、二人は更に驚愕した。

玲奈「あ、あいつは……!」

モニターには、仮面をつけたあの時の謎の人物が映っていたのだ。

そして、謎の人物が話し出す。

「さあ、今回行われることになりました!

その名も……

セルグランド・バトルッッ!!」

玲奈「セルグランド・バトル……?」

「セシア、ガラマナ、サラマキアの誰でも参加することができるこの大会!

なんと優勝者には……

60億ギルですっ!!」

60億ギルという言葉に、人だかりがざわつく。

「なんだって……!?」

「おい、まじかよ!?」

謎の人物は続ける。

「セルグランド・バトルはそれぞれ各国の大会が開かれます! そして、各国の代表が真のセルグランド・バトルに出場できるのです!!

ちなみに、国ごとの大会には、『バトル権』を持った人間四人一組で出場してください! 人数が少ない場合、不戦敗になるので悪しからず!

より詳しいことは後日お伝えします!

それでは! 運営局からでしたー!」

すると、モニターが暗くなり、人だかりが散っていく。

玲奈と明音は唖然としていた。

明音「な、なんなの!? セルグランド・バトルって! ていうか、玲奈さん、あいつって……!」

玲奈「うん……。何かテンションがおかしかったけど、恐らく私達をこの世界に飛ばした奴……」

明音は更に声を上げる。

明音「それに、さっきの湯浅さんですよね!? 何で!? どうして湯浅さんが……」

混乱する明音。

茉夏が二人に話す。

茉夏「落ち着け明音。今の奴らは通称『運営局』と言ってな。アルフラントを纏める軍団だと聞く。私もよくわからない。国の偉い奴しか会わないらしいからな。正体も不明だ。

どうやら、玲奈達と何か関係があるみたいだな」

玲奈「運営局……。あいつらに接触できれば、元の世界に帰れるかもしれない……」

玲奈は考えた。運営局と接触する方法を。

茉夏「玲奈、運営局と会うのは容易なことじゃない。滅多に姿を現さないからな」

すると、明音が何かに気付く。

明音「あ、さっきセルグランド・バトルで優勝した者には賞金が渡されるって言ってましたよね! それなら、この大会で優勝すれば、運営局と接触できるんじゃないですか!?」

明音の言葉に、玲奈は顔を上げる。そして、何かを決意したような表情で、茉夏に言う。

玲奈「それしかない。……茉夏! 大会に出るためには、『バトル権』っていうのが必要なんだよね?

私達、バトル権を手に入れる。そして、セルグランド・バトルで優勝して運営局と接触する!」

明音「玲奈さん……」

茉夏「だろうな。そう言うと思った。……だが、いいのか?バトル権は勿論だが、セルグランド・バトルで優勝するとなるととても難しいぞ。

賞金を求めて沢山の猛者が出場するだろうからな。私自身、あの大会がどんなものなのかは見当がつかない。

それでも、やるのか?」

茉夏の問いに、玲奈は語気を強くし、言う。

玲奈「厳しい道なのは分かってる。……でも、このままこの世界に一生いるなんてできない。私達は、メンバーと一緒に元の世界に帰るんだから!!」

玲奈に続いて、明音も声を上げる。

明音「私も、セルグランド・バトルに出るよ! 運営局の奴らぶったおして元の世界に帰ってみせる!」

二人の固い決意に、茉夏は少し笑い

茉夏「どうやら本気みたいだな。

……いいだろう。私も協力する。

『バトル権』を手に入れるためには、城に行って試験を受けなければならない。

二人共、準備はいいな?……行くぞ」

二人「うんっ!」

三人は、城へと向かった……
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