SKE48が異世界に!??異世界冒険譚?
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第三話「旅立ち」?後半?


二人「スランサー?」

二人が同時に聞く。

茉夏「この腕輪のことだ」

そう言って茉夏は腕を捲る。手首には、銀色に輝く腕輪があった。腕輪には、緑色の石が埋め込まれている。

明音「綺麗……」

茉夏「これをスランサーといってな。特殊な力を授けてくれるんだ」

玲奈「特殊な力?」

茉夏「セシアの中央都市部に、『力の大樹』と呼ばれる大樹があってな。そこに行くと、スランサーを授けてもらえる。

まぁ、授けてもらうのに試験があるがな」

二人「なるほど」

茉夏「特殊な力は全部で8種類ある。

火・水・風・雷・地・氷・光・闇だ。

私の力は『風』。だからあんなに身軽だったんだ」

明音「なんかよくわかんないけど、とにかくその腕輪があれば凄い力が使えるってことだね!」

茉夏「うん、まあなんか違うが、そういうことでいいだろう。

……どうだ? 二人もスランサーを使ってみないか?」

二人「うーん」

二人は正直な所、あまり乗り気ではなかった。モンスターとの戦闘経験もない二人は、言葉を詰まらせた。

茉夏「どうやらあまり乗り気ではないようだな。まあいい。今すぐ決める必要もない。

……とりあえず、説明は以上だ。玲奈達はこれからどうするんだ?」

玲奈は少し考えた後、顔を上げ茉夏に言う。

玲奈「はぐれたメンバーの記憶を取り戻して、一緒に元の世界に帰る。もちろん茉夏も」

明音「じゃあ、メンバーを探しに旅するってことですか?」

玲奈は頷く。

玲奈「うん。記憶を取り戻せるのは、私達だけだと思うから。

……茉夏も、ついてきてくれる?」

茉夏はわざとらしく笑い

茉夏「私は傭兵だぞ? それ相応の報酬は用意してくれるんだろうな?」

玲奈「うっ……。それを言われると……」

玲奈と明音は一銭も持っていなかった。それどころか、何も持っていなかったのだ。

茉夏「フッ……冗談だ。私もこの後仕事の予定はないからな。いいだろう。ついていってやる」

明音「ありがとう! これからよろしくね、茉夏!」

茉夏「ああ」

玲奈「じゃあ、まずはセシアの中央都市部に行ってみようか」

明音「そうですね」


こうして、玲奈達の長い旅が始まった。

この時、玲奈と明音はまだ知らなかった。

自分達以外にも、記憶を失っていないメンバーがいたことを。


同時刻、「ガラマナ」にて……


???「はあっ……はあっ……みんな……どこ……?」

1人の少女が森の中を走っていた。
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