輝くものに惹かれて・・・
輝くものに惹かれて・・・
mzp

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世の中はそんなにうまくはいかない。
子供の頃に思い描いてた夢だって、叶えられるのは、ほんの一握りの人間だけだ。
努力とか、自信とか、
そんなものはただの戯言でしかない。
結局、運命は決まっている。


そんなことを思って、如月瑞紀は教室の窓から外を眺めていた。


?「おーい、如月」

瑞紀「・・・」

?「おい?、聞こえてないのかぁー」

瑞紀「うるせぇな、稲垣」

稲垣「そう怒るなって」


さっきから一方的に話しかけてくるのは、稲垣篤志、幼馴染だ。
小さい頃から俺にいつもくっついてたらしい。本当に迷惑な話だ。


稲垣「そうそう、如月に話があるんだけど」

瑞紀「なんだよ」

稲垣「今日さ、SKE48の公演を見に行かないかな?」

瑞紀「なんでだよ。てか、そのSKE48ってなんだよ」

稲垣「今をときめくアイドルってやつだよ?、2つ当たったから一緒に行こうよ」

瑞紀「そんなとこ女と行けよ、お前はホモかよ!」

稲垣「そーいうなって」


稲垣はドルヲタだ。
しかもなかなか懲りないやつで、いろんなアイドルのライブとかに行っている。
無論、性格から分かる通り、1つのアイドルに長続きはしないが・・・。


稲垣「まぁ、とにかく来いよ、さっき行ってるからなぁ」

瑞紀「お、待てっ」


稲垣は俺の鞄を持って教室を飛び出していった。


瑞紀「くっそ、仕方ねえ、行くか、後でぶっ飛ばしてやる」


そう思いながら、そのSKE48とやらの劇場の場所をiPoneで調べることにした。
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