クリスマスイブ
クリスマスイブ
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初めて会ったその日に、そんな誘いの言葉を女性から聞かされるなんて。
しかし、僕の決断は早かった。
ボーイを呼ぶと、今夜、空いている部屋がないかどうか確認するように、そっと
耳打ちした。
「ちょっとお化粧、直してくるね」君はそう言って席を外した。
ボーイはすぐに戻ってきて、
「ツインもダブルも一杯だそうですが、セミ・スイートならご用意できるそうです」と言った。
僕はそれでいいと言い、早速フロントへ行くことにして、
「連れの女性が戻ったら、しばらく待っていてほしいと伝えてくれ」
とボーイに頼んだ。フロントでキーを受け取り、レストランへ戻るのに7分ほどかかった。
君は少し寂しげに、眼下の夜景を眺めながら待っていた。
「ごめんね」
君は少し緊張した笑みを浮かべてかぶりを振った。
「ううん……いいの」
「じゃあ……行きましょう」
「はい」
君はもう、部屋の手配を僕がしてきたことに気づいているようだった。
レストランを出て、エレベーターがリザーブした部屋のある階に止まり、そこの廊下を
進むうち、僕に体を預けてきた。
「わたし……少し酔ってるのかな」
僕は黙って君の肩を抱き、部屋に導き入れた。
部屋で二人きりになると、僕は君を抱き寄せ、きつく抱き締めた。
君の体からは化粧と香水のほのかな香りと共に、女の秘めやかな匂いが立ち上っている。
僕はそっと、君の唇に自分の唇を重ねた。
ついばむように……2度……3度……それから一度顔を離し、君の目を見つめる。
君の目は潤んで、少し充血しているようだった。
君の唇が半開きに開き、今度は君の方から僕に唇を重ねてきた。
積極的に僕の舌を求め、絡ませてくる。
僕はそれに応えて、君の舌を強く吸った。
狂おしいほどの深いキス……二人はそのままベッドへ近づき、同時にそこへ倒れ込んだ。
僕は君に唇を重ねたまま、上着を脱がせ、セーターの上から乳房の膨らみを包み込んだ。
「ううんぐ……うぐ」
唇をふさがれたまま、君は言葉にはならぬ呻き声を洩らす。
片手を少しずつ這い下ろし、スカートの下に伸びたすらりとした足に触れる。
君の全身がピクンと反応した。
僕は足に這わせた手を次第に這い上がらせ、スカートの中へ潜り込ませていく。
膝から太腿へ……そして内腿の柔らかなスロープを彷徨い、太腿の合わせ目へ……
君の息遣いが乱れる。僕の指は、そっと股間の秘めやかな部分に触れた。
「あっ……」
思わず唇を外した君は、小さく喘いだ。
「優しく……初めてなの」
「……!」
僕は驚いた。
だが同時に、なんだか熱いものがこみ上げてくるのを感じていた。
「驚いた?」
「うん……」
「ひでちゃんになら……って思ったの」
「嬉しいよ」
僕はもう一度、キスをした。また長いキスになった。
やがてようやく唇を離すと、僕は君の体を起こし、
「じゃあ……先に僕はシャワーを浴びてくる」
と言い残し、浴室に入った。
僕がシャワーを浴び、バス・タオル一枚腰に巻いて浴室を出ると、やはりバス・タオル
一枚巻き付けただけの君が、入れ替わりに浴室に消えた。
その少し恥じらいながら、足早に扉の中へ消えた仕草が何とも愛らしく、ますます僕の
気持ちを甘い物に浸していく。
僕は部屋の灯りを落として、ベッドに潜り込んだ。
やがてバス・ルームのシャワーの音がやむ。
カチャリ……ドア・ノブの音……
そして、バス・ルームを走り出た人影は、さっとベッドへ近づき、あっと言う間に
ベッドへ潜り込んできた。
「ああ……」
僕は潜り込んできた君の体を抱き締め、また感動の溜息を洩らした。
君は全裸だった!しっとりと温かな肌が、抱き寄せた僕の手に吸い付いてくるようだった。
「○○さん……」
僕は優しく君の全身をまさぐった。
「ああ……ひでちゃん」
君は熱い息を吐きながら、僕の名を呼んだ。
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