あもトイレ・愛の名作劇場 ?mari qui estime sa femme?
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あも


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無欲潔癖な鬼大佐の、荒々しくも優しい愛撫に身も心も蕩けてしまう。口腔にプクリと勃った乳頭を銜え込み、そのまま股下の浅いシルクのパンティを降ろされると、甘酸っぱい淫液の匂いが鼻を突いて、思わずため息が出た。彼に抱かれる時はいつも、純潔だった少女の頃に戻ってしまう。恥じらい、戸惑い、ときめき…洗練された紳士に愛を教えられる生娘。初めて下半身の甘い疼きの正体を暴かれたような…それほどに彼とのセックスには新鮮味があり、飽きることがないのだ。別に毎回違う技巧を施すわけでも、シチュエーションに凝るわけでもない。こればかりは気持ちの問題なのだ。彼を愛する限り、私はいつまででも初々しい少女に戻れるだろう。
「んっ…は、あぁっ…」私の倍ほどある太さの中指がシュコシュコと肉びらが密集する淫腔を抉ってくる。クリ〇リスの丁度真下を撫でられるたび、腰が浮くほどの痺れが駆け巡って、ピクピクと脆弱に指を締め付けてしまう。快感が巡るたび涙が溢れるほどの幸福感が私の魂を凌駕する。彼と一日過ごせる今日は、本当に幸せな日だ。仕事で忙しい彼と丸一日一緒に居れて、しかも日も暮れない内から愛し合えるなんて滅多にあるもんじゃない。幸せだった。幸せすぎて、怖かった。



「―…?」
彼が何か異変に気付いた。私が彼のズボンのホックを外し、前をくつろげた時。あるはずの違和感がなかったのだろう。彼は訝しげに手をズボンのポケットへ伸ばし、必死で中を探っている。
―ない。彼の動揺は目に見えてわかった。


―このまま黙っていてやろうか…。失ったことにしておけば、あるいは。

「…大丈夫、私が持ってる。さっきあなたが落としたの、拾ったのよ。私のジャケットに入ってる」


―夢の終わり。勝手気儘な自己暗示もたいがいにしろということか。今日だけは彼の伴侶になれると浮かれていた。所詮私の幸せなんて儚く、脆い。


「ダメじゃない。奥さんの写真、落としたりなんかしちゃ」

自嘲気味な口調で彼を見上げた。小悪魔のような笑顔を心掛けたのだが、なかなかどうして、うまく笑えなかった。顔が強ばる。私は、写真にさえ彼の奥さんには勝てない。

「…そうか」
彼が低く呟き、あっさり私から離れた。

「まって…っ!」
玄関に向けられた足に縋り付く。何のために私があそこで上着を脱いだと思っているのだろう。彼自らそれを取りに行くなんて、皮肉すぎる。
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