当直室で
当直室で
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当直室は、事務所の近くにあります。
みんな帰ってしまって、警備員のおじさんだけが残っています。
…が、そのおじさんも巡回中のようでいません。
シーンとした中で、ノックの音だけが響きました。
「はーい。誰?」
「松下です。先生、メガネ忘れてたでしょ。持ってきました」
ガチャ
「ああ、ありがとう。まぁ中入んなよ」
「あの、もう帰らないと…」
「そっか。そうだよな。もう8時だし…。10分だけでもダメかな。俺、松ちゃんに興味あるんだよね」
「え?興味って…?」
「まあ、色んな意味でね。例えば今日泣いてた理由とか」
「あぁ…そういう意味ですか。今日は…」
私が部屋に入りベッドに座ると、先生は隣に座りました。
そして今日言われたことや、悔しかったことなどを言いました。
「あ…ごめんなさい。私、グチばっかり…。それにこんな時間…」
言いかけて、キスで塞がれました。
そして舌まで…。
すごくビックリして、思いっきり目を見開いたままです。
"なに!なに?っ!なんでキスされてるの?"
「んん?っんんん??っ!」
キスされてるから、上手く言葉になりません。
先生は一度口を離し、見つめながら抱きしめ、もう1度キスをしてきました。
"あんな目で見られたら、なんだか抵抗できないなぁ…"
ゆっくり目を閉じると、ぎゅっと抱かれているのがすごく心地よく感じます。
そのままベッドに押し倒されました。
"ダメ…この流れじゃ、エッチになだれこんじゃう…"
先生の右手が胸のあたりを這いはじめました。
「ダメっ…ダメです、先生…。私そんなつもりじゃ…」
先生のキスから逃げて、そう言いました。
「なんで?俺のこと嫌い?」
「きっ…嫌いじゃないけどっ…でも、ダメです?」
先生は私の手首を固定しているし、上に乗っている。
逃げることなんてできません。
逃げられないことを分かっていて、優しい言葉と目で訴えてきます。
「俺、マキちゃんとシたい…いい?」
"なんで名前で呼ぶのよぉ…。そんな目で見ないで?"
私は、思わず頷いてしまいました。
セックスは嫌いじゃない…けど、経験が豊富なわけではないし、つきあってもないのにセックスするなんて…そう考えるタイプだったから、ちょっと後ろめたさがありました。
しかも、自分が勤めている病院です。
"いいのかなぁ?、でもそんな目で見られたら断れないよ?。ふえ?ん…"
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