穂乃香の長い土曜日・後編。
穂乃香の長い土曜日・後編。
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全神経が意志を持ってヴァギ〇に集中してくるみたいだ。手も足も、死んだように動かない。リアルな感触は熱く燃えるソコだけだった。
「…っ、せん…せ…」
呻くように小声で呼んでも、キーキーと喧しい騒ぎ声に占領されたこの空間では穂乃香の脆弱な訴えなど先生に届くはずはない。
一向に穂乃香を気にもしようとしない先生に縋るを諦め、穂乃香は再び俯いた。
(なんでいきなり…っ、こんな熱くなるのよ…っ!)
―穂乃香は知る由もないが、先生が『速効性だ』といって塗った媚薬は、併せて飲まされた薬が消化して初めて効果を発揮するものだった。それをわざと伝えず、穂乃香を油断させたのだ。薬の効き目は人それぞれだが、強力なのは間違いない。
わざわざ見なくても徐々に穂乃香の様子がおかしくなってくるのがわかり、計算どおりだと、先生は心の底でニヤリとほくそ笑んだ。
一方の穂乃香はそんな先生のいじわるに振り回され、友人の前だというのに淫らな気分に息をあげ始めた。熱い。ものすごい熱さだった。蜜と共に口腔から湧き出る熱は穂乃香の小さな身体を蝕んでいき、まるで得体の知れない何かに犯されているようだった。
採点