穂乃香の長い土曜日・後編。
穂乃香の長い土曜日・後編。
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ぎゃあぎゃあと騒ぎながら先生の腕を掴み、両端で引っ張り合いをしている。その際に、胸をギュウっと先生の腕に押しつけているのを穂乃香は見逃さなかった。
しかし、そんな友人達はどうでもよかった。
身体の奥底から湧き出てくるこの感情は嫉妬なのか悲しみなのか―それとも寂しさなのか、穂乃香はニコニコ笑いながら他の少女だけを相手する先生を恨めしい表情で睨んだ。
事実、穂乃香よりも先生のほうが遥かにこの場に馴染んでいる。ろくに少女達の名前も覚えていないくせに、穂乃香の母親と電話したときもそうだったが、先生の抜群の順応性には怒りを通り越して脱帽してしまう。
(…私なんて…いなくていいんじゃん…)
穂乃香は完全に俯き必要以上に気配を消した。
そして、まるで、仲間外れにされているような疎外感にうっすら涙を浮かべた、
その時。
「……っ!?」
風前の灯だった膣の熱が、巨大な炎となって穂乃香を包み込むようだった。体温は一気に上昇し、みるみる頬が火照ってくる。座っていても足の筋肉が奪われていくのがわかるぐらい、皮膚が細かく震え始めた。
(な…なに…っ!?なんで…)
採点