穂乃香の長い土曜日・後編。
穂乃香の長い土曜日・後編。
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――穂乃香は少々誤解しているようだが、先生と新城先生は、穂乃香が想像してる以上にリンクし合っているのだ。
飽きっぽい先生がここまで穂乃香を気に入っているのはやはり新城先生の気持ちが功を奏しているからだし、
最近、新城先生の、穂乃香に対する想いがますます強くなってきたのは――やはり。
「……ガキ。」
先生は謝る代わりにこんなことを言った。
「…ガキだもん。」
穂乃香も透かさず対抗する。心の陰りが少しずつだが溶けていくようだった。先生が引き止めてくれたーーその事実が、穂乃香はただただ嬉しかった。
「ペチャパイ。」
「…っ!いい、もん、別に…」
「意地っ張り淫乱。」
「……それは違うっ!」
頬を紅潮させ俯く穂乃香を先生は愉快そうに見つめる。その視線には、溢れんばかりの愛しさが込められているというのに、穂乃香はいつも肝心なところでそれを見逃していた。
また先生も――決して素直な性格だと呼べる人格ではないので――わざわざこの気持ちを口に出して伝えたりはしない。“ごめんなさい”もろくに言えない先生に、そんな真似が出来るはずもないが。
「ん…っ」
採点