穂乃香の長い土曜日・後編。
穂乃香の長い土曜日・後編。
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「オラ、立てよ」「触らないでっ!!」
穂乃香は咄嗟にその手を振りほどき、先生を拒んだ。
「…なんで、いるのよ…。」
「お前が勝手に出ていったから、タバコ買いに行くっつって抜けてきた。おい、お前何勝手なことしてんの。俺の許可なく出んなっつったよな?」
尖った神経を逆撫でするような先生の言葉にやりきれないほどの怒りを覚えた。誰のせいでこんなことになったのか。先生はわかっていないのだろうか。あるいは確信して?ーーそんなの、確信犯に決まっていた。先生の愉しそうに歪んだ口角がそれを裏付けている。
「ふっ、抜けてきてよかったぜ。お前さぁ、勝手に出ていった挙げ句、人ん家の風呂場で何してんだよ?」
「オナニーよ!!悪い!?」
吹っ切れたように穂乃香は声高らかに自白した。
恥ずかしがって閉口したら先生はますます付け上がる。穂乃香はきつく先生を睨み、「ああ、悪うございましたね」と言いたげな顔をした。
いつもと調子が違う穂乃香に先生も少し面食らった。先生は、穂乃香が自慰をする予測はしていたが、「嫉妬して怒る」という予想までは出来なかったようだ。
「…私、もう嫌…。」
採点