カゴの鳥
カゴの鳥
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定の家には初めて来た。家の中にはだれも居ない様子だった。
(汚いところだけどどうぞ!)定の部屋は案外キレイに整っていた。
(全然キレイじゃん!案外マメなんだね!)(案外が余計だよっ!)
そう彼は呟き私にキスをした。
彼の長い舌が私の口の中に侵入してくる…
優しくて官能的な、いつもの定のキス…でも定の表情は、何故か寂しげだ。
(…ルカ…今…何時?)
(え?…15時だよ?)
(あと7時間しか居れないね…)
(……)
私は無言になる。
あと7時間しか…また1週間、私は仕事、定は学校で頑張って会いたい寂しさを我慢する…
1週間分の寂しさを紛らわすには半日分の時間しかない。
理由は簡単、私の門限…(ルカ…抱かせて…)
そう囁きながら彼の手が私のシャツのボタンにかかる。
(ルカを半日しか抱けないなんて…辛いよ…俺…ずっとルカのコトだけ見ていたいのに…)
定の呟きに私は涙が溢れそうになる。
定はすぐに私のパンツを下ろし、すぐに挿入してきた。
(あっ!)私は体を揺らした。騎乗位の体勢になり、自ら腰を激しく振った。
(私…あっ…私だって淋しいんだよ…んっあ…定をずっと感じてたいよ…)
この言葉が私をカゴから出す引き金になった…
(ルカっ…)
(定っ…愛してるっ…あっん…はあん!ダメ、感じちゃう…)
(ルカ…絶対離さない…)彼の言葉に私は遂に涙を流しはじめた。
気が強くて普段は決して涙を見せない私の涙を見た定は、
私を寝かせ、正常位の状態で私に言った…
(ルカは…俺の側だけに…居て…)
(ん…あぁっ!定っ!イッ…ちゃうぅぅぅ!)
びくびくびくびくっっっ!私の体が弧を描き、彼の白濁した液が私の体内に注がれた。
俺だけの側に…彼の1言が仕事中もリピートされる。
あれから3日目…あの日は私を定が家まで送ってくれて、私をキツく抱き締め、帰っていった。
(…定…会いたい…)そんなことを思っていた私の目の前に、見慣れた少年が立っていた。
(あ…定…)私は驚いてソレしか言えなかった。
(仕事終わるのいつ?)
(え…あと…2時間かな?)
(じゃあ表で待ってるから。)
定…一体何をしに来たのだろう?
普段は私の仕事場に来るの嫌がるのに…
この日こそ、カゴから出してくれる定と、やっと出れる私との日々の始まりだった。
(ただいま?…)(おかえりールカ!)元気なお母さんの声。
ただいま22時…仕事を終え、帰ってくるいつもの時間。
そして、いつも通り…な訳も無かった…(おじゃましますっ!
)…そう…定が後ろから、ひょっこり顔を出す。
(あらぁ!定君!ひさしぶりね!どうぞどうぞ!)
ニコニコ笑って答えるママ…
そして(おうっ!定じゃねぇか!ゆっくりしてけっ!)ノンキなパパ…
(あ、イエっ!ココでいいんです…実はお二人に話があるんです…)
私も何を話されるのか知らないから、3人で(???)と思っていた。
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