愛欲の序章
愛欲の序章
夜城零


3ページ目

「あのね……でもね、マモル君なら、いいよ」
まるで夢のようだった。夢なら覚めないで欲しい。
想像していただけの亜美の肉体が、ボクの目の前にある。
ベッドの上に生まれたままの姿でこちらを見上げる亜美の瞳は、
学校で見せる明るい輝きではなくねっとりとした女の、いやメスの欲望に潤んでいた。

亜美がしたいといったから、ボクはタオルで亜美の手首を縛った。
雑誌に載っているような本物のSMみたいにしたかったけど、今はこれが精一杯だ。
それでも、亜美は自由を拘束されたという事実がたまらなく気持ちいいという。

はじめて触れた亜美の唇。
そのぬくもりが消えないうちに、
ボクは亜美の小ぶりな乳房に手を伸ばすとギュッと握ってみた。

「痛いっ」
「あっ、ごめん」
亜美の声にボクはびっくりして腕を引っ込めた。

「マモル君、もっとやさしくね」
「うん……」
ボクはあいまいに答えながら、再び亜美の乳房を揉みはじめた。
今度はやさしく、ゆっくりとゆっくりと……。

こんなに女の子の身体がデリケートにできているなんて思いもしなかった。
雑誌で見る女の子たちは、みんなあんなことされて痛くないんだろうか?
それとも、亜美が特別敏感なんだろうか?
ボクは傷つきやすい宝石を扱うかのように、亜美に触ろうと決意した。

「あん……ああぁぁぁん」
亜美の小さな唇から喘ぎが漏れ始めた。
ボクの愛撫で感じてくれているんだと思うと、
ボクの股間ははちきれんばかりにいきり立ってしまった。

ボクの手のひらのしたで、亜美の肉体がうねっている。
ボクを誘っているのか?
あぁ、入れたい。すぐにでも入れてみたい。

でも、さっきみたいに亜美が嫌がってしまうことを恐れて、
ボクはなおもやさしい愛撫を続けた。

さすがに胸だけで終わらせるわけにはいかない。
ボクは亜美の薄い陰毛の生えた股間へと手を伸ばした。

これが、オマンコ……。
あぁ、本当に割れている。
ここにチンコを入れるのか。
ボクは指で亜美の割れ目をなぞってみた。
ぷよぷよした肉の感触が伝わってくる。

「あああぁ……あん……あついぃ」
中指をそっと奥へ入れてみた。
じゅわっと暖かい液体がボクの指を濡らす──。

最初、小便かと思ったけど、これが愛液なんだって気がついた。
亜美がタオルで縛られた両手をボクの手に添えて、自分で激しく動かし始めた。
突然のことだったので、ボクはびっくりして亜美のするがままになってしまった。

「あっ、あっ、あっ……いいっ……いいのっ」
亜美は、涙がこぼれる直前のように潤んだ瞳でボクを見上げて囁いた。
「マモル君も……気持ちよくしてあげる」
亜美は身体を入れ替え、ボクの股間に顔を近づけた。
ものめずらしげに見つめているのは、ボクのペニスだ。

「あんまりみないでよ。恥ずかしいじゃんか」
「ふふふ。いーから、いーから。さっきの本に載ってたの、やったげる」

そういって亜美は、ボクのペニスに口づけした。
あっ……初めての感触に、思わず腰が引けてしまった。

それでも亜美は、両手でボクのチンポを握り締めると、フェラチオをはじめた。
フェラチオって、雑誌とかでは見て知っていたけど……。
なんだか、こんなにぬるぬるとしたものだったのか。
亜美の舌がザラザラと亀頭に当たって、気持ちいい。

薄めを開けて見下ろすと、亜美の口からボクのペニスが出たり入ったりしているところが見えた。
初めてだっていってたのに、こんなことまでしてくれるなんて……。
もしかしたら、亜美は処女じゃないんじゃないだろうか?
キスしたことないっていってたけど、もしかしたらセックスはしているのか?

触られただけであんなに感じていたし……。
処女はそんなに感じないって、何かで読んだことがある。

でも、亜美のことも信じたいし。あぁ、だめだ。
一度考えちゃうと、どんどん悪い方へ考えが進んじゃう。
なんだか下半身の力も抜けてきたような気がする。
このままじゃ、ダメになっちゃうかも。
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