玉の輿奮闘記
玉の輿奮闘記


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同時に少しずつ冷静さを失っている自分もいます。

「・・・っは
よろし・・・く・・・
・・・おねが・・・
い・・・します・・・」

キスの合間を縫って無理にしゃべると、息がうまくできなくて、頭がくらくらしてきます。

「こちらこそ。」

にこやかに応え、祐介は私を横抱きにしてベッドに運びます。
なんか色っぽい雰囲気です。
まだお風呂も入ってないのに・・・

「・・・あ!
祐介、駄目だよ・・・」

思い出して、体を起こしました。
お風呂の用意ができたら桂さんが来てくれるはずなのです。

「なんで?
疲れてる?」

言いながら、起こした私の体をうしろから抱きしめます。

「違うよ、桂さんが来ちゃったらだめだし・・・」

私の制止を無視して、祐介は首筋やうなじにキスを落としていきます。
ぞわぞわと、甘いしびれが背筋をつたいます。

「桂なら大丈夫だよ。
入るように言うまで部屋の中には入ってこないよ。
下がるように言えばいいだけだし。」

祐介は乗り気じゃない私のあごを掴んで、自分のほうに向けます。
息ができないほど深いキスをすると、私の中の理性が少し溶けてしまいました。
溶けている私を見て、祐介は満足そうです。
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