玉の輿奮闘記
玉の輿奮闘記
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「楽しいかたでよかったよぉ。
仲良くやってけそう。」
私は素直に思ったことを伝えました。
実際、今日はすごく楽しかったです。
「最初、ついたときはこんなどでかい家に住んでる、すごいカタイ人だったらどうしようって心配したけど、全然見当違いの心配だったみたいだし。」
祐介の顔から、心配そうな気配が少しずつ、消えていきます。
「よかった・・・」
すごくほっとした様子です。
何度も「よかった」と繰り返しながら、きつく私を抱きしめてくれます。
「じゃあ、俺のお嫁さんになってくれる?」
改めて、そんなこと聞かれると照れくさくて困ります。
「なあに?、そんなに改まって・・・」
祐介のまっすぐな、それでいてどこか熱い眼差しをあびて、どぎまぎしてしまいます。
なんか妙な色気を感じてしまい、さらにおろおろとしてしまっていると、だんだん祐介の顔が近づいてきます。
「いや?」
鼻と鼻がくっつく至近距離で、祐介が小さく囁きます。
私は小さく首を横に降りました。
「ちゃんと言葉で言って?
俺のお嫁さんになってくれる?
ねぇ・・・
・・・さな・・・」
しゃべりながらキスをする祐介。
器用だと、冷静に観察している自分がいます。
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