玉の輿奮闘記
玉の輿奮闘記
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再び車に戻ると、以前からずっと気になっていた疑問を、祐介に投げかけてみました。
「祐介のおうちってどんなおうち?」
やっぱりこの顔。
困ったような気まずいような、変な顔をするんです。
なんで?
ワケアリ?
「そんなの言ってる間につくよ?」
私はつく前に知りたいんです。
でも本当に、そうこうしている間に、到着しました。
・・・らしいのですが。
「ついたよ?」
って言われても・・・。
「・・・
な・・・に、これ?」
思わず言ってしまいました。
目の前にあるのは、どっしり重厚な洋館とでもいうべき大豪邸。
どこぞの来賓館みたいに立派なお屋敷です。
「俺ん家・・・」
もじもじ照れながら言わないでよ。
そう言えば、祐介はたまに、どう考えても祐介の仕事して買えるようなシロモノではない、高級な腕時計してたりしてました。
そう言えば、大奮発して高級ホテルにお泊まりしたとき、わざわざえらいさんが祐介にあいさつしにきてました。
そう言えば・・・
・・・
「祐介ってお坊ちゃんだったんだ・・・」
目が点になる私。
「お坊ちゃんなんてよせよ・・・」
照れくさそうな祐介。
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