相互教育
相互教育


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いやらしいキスにだんだん頭がくらくらとしてきました。
鼻から必死で息を吸っても、頭に酸素がまわってないみたいです。
頭の中で、苦い記憶がよみがえります。

やっぱりだめ。
私は力いっぱいチバくんの胸を押しました。

「・・・ごめん。
私、こういうことするの、あんまり好きじゃないの。」

キスはやめましたが、私は依然チバくんの腕の中です。

「チバくんが嫌いなわけじゃないけど、なんか、こういうことするの、好きになれなくて・・・」

今さら体裁を繕っても仕方がないので、ありのままを打ち明けました。
はなしてくれると思いましたが、強く抱きしめられました。

「どうして?
俺がいやじゃないなら、なんで?」

なんて言っていいのかわかんなくて、私はうつむきました。

「実は俺がいやなんですか?」

私は首を横にふりました。
そうじゃないの。

「恥ずかしいし、痛いし、なんかよくわかんない・・・」

私、何言ってるんだろ。
これじゃ、新人くんに恋してるみたい。
お酒のせい?
この妙な状況のせい?
原因を探る意味なんてありませんが、何かのせいであってほしいんです。

「今のも痛かったですか?」

心配そうに私の顔を覗きこみながら、こう聞かれました。
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