相互教育
相互教育
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私は上機嫌でタクシーの運転手さんに話しかけたあと、次第に眠気に飲み込まれていきました。
「んー」
目覚めると、そこは知らない部屋でした。
スーツのまま、ベッドに横になり、毛布をかぶっていました。
とりあえず起きあがってあたりを見回すと、ドアが開き、新人くんが水の入ったコップを持って、入ってきました。
「どうぞ。
先輩ん家わかんなかったんで、とりあえず俺ん家に帰ってきたんです。
タクシー呼びますか?」
渡されて、水を飲みました。
アルコールがまだ残っていて、頭がふわふわします。
「どうしよ?」
考えるのがめんどくさくなって、そのまま寝転んでしまいました。
「ちょ・・・
起きてくださいよ・・・」
新人くんが私を抱きかかえて起こそうとしたそのとき、柔らかいベッドの上で踏んばったため、バランスを崩してしまい、二人してベッドに崩れ落ちてしまいました。
「あっ・・・
ごめんなさい!」
仰向けに男の人を組敷くような格好に驚いて、酔いも忘れてしまうほどの勢いで飛び起きました。
「元気づけるはずの私が酔っ払っちゃってたら、本末転倒だよね?(笑)
帰りのタクシー、自分で呼べるし、大丈夫だよ♪」
照れ隠しで、やたら明るくそう言いました。
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