月と私
月と私
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午後の授業は何も耳に入ってこなかった。私の頭の中は放課後の呼び出しの事でいっぱいだった。
いろいろな事を考えてみたけど、進路の事しかないな、という結論に達した。
それ以外先生が私に何の用があるのだろう。
私の欲情を満たしてくれる、なんてアニメかアダルトビデオの世界でしかない事だと思った。
それでも、私は先生と進路指導室に二人きり、ではないかもしれないが一緒にいられる事に興奮していた。
「失礼します。」
コンコン、と小さくノックしたあとに返事を待たずに進路指導室のドアを開けた。
何のためのノックだろうといつも思うけど、先生が生徒に見られてはまずい事をやってるわけがないので形式だけなのかな。
採点