罪と罰?eternal relation?
罪と罰?eternal relation?
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「……今日は…どうする?」
店を出てすぐに、陽介が紗都にいつものように『確認』をした。
それは、亨に怪しまれない為の外泊の確認だった。
「…大丈夫」
紗都は頷いた。
(全然、大丈夫な顔じゃないんだけどなあ……)
陽介は、苦笑する。これもまた、いつものとおりだった。
「……一服してもイイ?」
「うん」
陽介が煙草を吸い始めると、紗都は何気なく街並みを眺めている。夜になって気温がかなり下がり、紗都の吐く息は真っ白だ。
自分の都合で待たせてしまっていることに少し申し訳なさを感じながらも、陽介が”今日の決意”を実行するにはもう少し時間が必要だった。
やがてろくに吸わない内に煙草が短くなって、最後の灰が落ちた。
店の前の灰皿に煙草を落としても、陽介はそこから動かない。紗都もさすがに様子がおかしいと感じた時、陽介がやっと小さく「よし、」と呟いた。
「陽介……だいじょぶ?」
紗都が顔を覗き込む。
陽介はにんまりと笑って、紗都の頭をポンと叩いた。
「大丈夫。…もう、吹っ切れるから」
「―えッ?」
陽介は訳も分からず立ち尽くす紗都から一歩引いて続けた。
「――今まで楽しかったよ、紗都ちゃん」
「……いま、まで?」
(――――――!!)
陽介の真意を理解し言葉に詰まる紗都に、陽介は構わず喋り続ける。
「よ……っ…」
「たまーーーーーーーーーーに、さ」
「思い出してくれると……まあ、嬉しいけど」
真正面で俯いた陽介の表情は知ることが出来ない。ただ、乾いた笑いの混じったその声はいつもの彼のソレとは明らかに違う。
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