歌舞伎座
歌舞伎座
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「もう連絡とる気ないから、じゃぁね」
初めての経験だった。
生まれ変わりたいと思うほど
胸をかきむしられるほど辛かった。
ホストを始めてこんな経験をするなんて
思いもしなかった。
決して無理をさせず
出来る範囲で思いっきり楽しんで
もらう。
俺のモットーだった。
決してお客さんが
切れる事はないと思っていた
自分の自信とプライドが
崩れ去ったときだった。
「この間も、あなたがいないときにフリーで行きました
お気に入りの子を場内して送ってもらいました」
まるで自分の恋人を仲間に奪われたような気分だった。
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一度で2度のショック。
仲間にもお客様にも手のひらを返された様な。
ほんの数日前までは笑顔で付き合っていた人が
人格が変わったかのように
恐ろしいほど非難され、そして終わった。
電話を借りた友人の元へ戻った。
「あれ?もう電話いいの?どうだった?」
「・・・この表情見ればわかるでしょ?」
「・・・あ、あぁ」
「生まれ変わりたい....」
「忘れちゃえよ!」
「人事かぃ!」
つづく。
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