甘美な関係
甘美な関係
風


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それはいつもどおりの静かな朝。さっき出勤していった主人からの電話から始まった私の秘密。「今日午後からある会議の書類を忘れた。西川君に取りに行かせるからコーヒーでも飲ませてやってくれ」西川君と聞いて『ドキッ』とするのと同時に『キュン』となった。主人には言えない私の昔の思い。西川君は高校の同級生。私はもうその時には主人と出会い結婚する事が決っていた。私と主人は15歳離れた夫婦。主人は私を本当に大切に優しく壊れ物のように包む込む愛で愛してくれる。そんな愛を私も心地よく主人を大切に愛している。西川君は私の甘酸っぱい「いいなぁ」と、感じた男の子。今は主人だけを愛している。そんないろんな事を思いながら主人の忘れた書類をリビングのテーブルの上に置きコーヒーを入れる準備をしようとキッチンに向かおうとした時チャイムが鳴った。「おはようございます。西川です。奥さんすみません。」「ごめんなさいね。本当主人たら大切な書類忘れて。主人がコーヒーでもって。どうぞ上がって」私は西川君にスリッパを勧めてリビングにとおした。
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