不細工な二人
不細工な二人
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ー[地上最高の快感をアナタに]ー
遠く遠いアナウンス。
「ーはっ!?」
気付けば眼前には真昼の頂。
見上げる太陽は殊更に眩しく、灼ける肌が正直ヒリヒリする。
そこでようやく己の四肢が拘束されている事実に直面し、驚愕する。
どうやら彼女の柔肌の感触に暫し知性を喪失したらしい。
思えば俺の生涯における転機は常にこの柔肌(charm)と共に闇へと葬られてきた気がする。
例えば今。
少なくともこの俺の経歴に[回天搭乗歴有]とか追記されても何の役にたたないことは約束された確かな未来である。
「そう、理由など…」
俺の手を握る力がほんの少し強まる。
晴天から視点を下ろし彼女を見る。
それに気付いたのか何事か口にしながら右手をヒラヒラと振って微笑む。
そこでようやく二つ目の失策に気付く。
俺は彼女の左に居てはならないのに。
伝わる汗の感触は、表情から読み取れない感情そのものだった。
可愛いなぁ魂畜生。
あぁそうさ俺はhoneyの勇者さナイトさ白馬の王子さやってやる。
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