MATURE?危険な子供たち?
MATURE?危険な子供たち?
あも


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恐くて恐くて、宿題を忘れて明日先生に叱られるほうがマシだとさえ思った。


逃げたい。恐い。



だけど、と陽平は自分を奮い立たせた。


幽霊に怖じ気付いて逃げ帰るなんて、クラスのガキ大将の位置に君臨する陽平のプライドが許さない。


幽霊だって?そんなもんこの世にいるもんか。

今、教室にいたとしても構うもんか。襲い掛かってきたらブン殴ってやればいい。



と、強く覚悟を決めたものの、やはり不気味なので中の様子をコッソリと伺うことにした。


足音が響かないように靴を脱ぎ、そっと後ろのドアへ回る。



―…っぁ……ゃ…ん


微かに高い音が聞こえると


―…な……だ………か


と低い音が聞こえてくる。



陽平は何とかドアまで辿り着き、ガラス越しに中を覗いた。



教室には、真っ白のポロシャツを着た担任が立っていた。



なんだ、まだ先生がいたんだ……


ホッとしたのも束の間、先生の背中に何かが絡み付いているのを発見した。


白い生地に負けないほどの白さを持った、何か。


それは蛇のように先生の背中をはい回っている。

それが先生の首に絡み付いたとき、その正体が「腕」だということに気付いた。


なんだあれ?先生が幽霊に襲われてんのか?


不審に思った陽平は、もっとちゃんと中の様子を見たいと思い、少しドアを開けた。



「ひ…ん!!ぅっ!!ひゃぁ…っ」


高い音は、人の声だった。


あぁ、なるほど、と陽平は合点した。

うちのクラスの馬鹿な女子がなんかしでかして、こんな遅くまで先生に怒られているんだ。

それで泣いちゃってるんだ。ザマアミロ。



「ここがそんなに気持ちいいのか?」



低く響いた先生の声は穏やかで、とても怒ってるようには聞こえない。


陽平の推理は振り出しに戻った。


『ここがそんなに気持ちいいのか』


誰に対して、何に対して発せられた言葉なんだろう。


そんな陽平の疑問は、『高い音』の正体によってすぐに解決された。



「いい…っ!!あぁん!!死んじゃう…っ!」



「先生のオチ〇チン…っ!気持ちいいのぉ!」




この一連の会話が何を表しているのか、耳年増、目年増な陽平にはすぐにわかった。



―セックス―。


先生は誰かと教室でセックスをしている。


では誰と…?
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