《エロティック‡クエスト》?洞窟内の情事編?
《エロティック‡クエスト》?洞窟内の情事編?
流幻


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(なんなんだ…この展開は…)
グランの頭の中は、生涯最大の混乱をきたしていた。
彼は今、サラに唇を塞がれ、シオンに服を脱がされかけていた。
しかも二人とも全裸に近い姿だ。
二人の美女と美少女に迫られるという、ものすごくおいしい状況。
それもただの美女と美少女ではない。サラはグランにとって憧れの先輩冒険者だったし、シオンは初めて会った時からずっと恋心を抱いていた相手だ。
その二人が今、グランにあられもない姿で迫ってきている。
(こんなことって、ありえないだろ…じゃあこれは夢?それとも幻?)
『桃色の水』の媚薬効果の影響で、二人が異常な状態にあることを知らないグランは、今の状況を信じられずにいた。
「私に夢中でキスしてたさっきのグラン君、積極的で素敵だったな。」
シオンが上目使いで熱い視線を送ってくる。
確かにさっきは夢中でキスをした。それどころか胸に触ったしお尻も揉んだ。
「いつまでもボ?ッとしないで。女に恥をかかせる気?」
唇を離し、サラが切長の目で見つめる。鋭い視線の中に、グランに対する期待が混じっている。
二人から送られる艶っぽい視線に、グランの男が反応した。
「あっ…」
大きくなったグランのペニスに気づいたシオンが声を漏らした。
「男の人って…こんな風になるんだ…」
「あら?初めて見たの?」
シオンの言葉に、サラが嬉しそうに反応する。
「…小さいときにお父さんとか弟のを見たことありますけど…こんなにおっきくなったのは…初めてです。」
シオンが赤くなりながら答える。
「へぇ。じゃあシオンはヴァージンなのね?」
シオンはさらに赤くなりながら縦に首を振る。
サラはそれを見てニヤリとすると、グランの方を向いた。
「ヴァージンですって。シオンの初めての男になれるのよ。嬉しいでしょう?」

ヴァージン。

初めての男になれる。

この言葉はグランの理性を崩壊させるのに十分な破壊力を持っていた。
(夢でも、幻でも、現実だったとしても!もう何でもかまうもんか!)
グランはついにこの状況を受け入れた。
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