《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
流幻


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サラが座っていた椅子が倒れ、ガタンと音を立てる。突然の行動にシオンとグランは驚き、呆然とサラを見つめた。
サラは二人の視線にハッとする。ずいぶん取り乱してしまったようだ。
「…なんで、ダメなんですか?」
少し冷静になったサラにグランが尋ねる。
「な、なんでって…」
本音を言うわけにはいかないので、別の言い訳を考える。
「ヒ、ヒヨッ子二人であんな場所に行かせるわけにはいかないわよ。」
ヒヨッ子と言われ、シオンが怒りだす。
「わっ、私のどこがヒヨッ子なんですか!」
「ちょっ!ちょっと、ストップ!シオン!落ち着けって!」
サラに飛びかかりかねない勢いのシオンをグランが慌てて止める。
「言い過ぎですよ、サラさん。」
グランがシオンを止めながら抗議する。
「何言ってるのよ。シオンはまだ冒険者になって一年足らずでしょう?ヒヨッ子以外の何者でもないじゃない。」
サラの言葉は辛辣だが、確かにその通りだ。続けて今度はグランに言葉を向ける。
「それにグランは薬品の調合やマジックアイテムの作製ばかりで、こういう依頼はやったことないでしょう?」
「うっ…確かに…そう、ですけど…」
事実をつかれグランは言い返せなくなる。
「要するにあなた達には経験も実力も足りなさすぎるのよ。」
サラの厳しい言葉に二人とも黙り込んでしまった。もっともシオンはまだ納得していないようだが。
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