《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
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(グラン君って、すごかったんだ…)
グランの魔法の強力さを目の当たりにして、シオンは驚嘆した。
おとなしい性格のため、普段は無意識のうちに魔力をセーブしてしまっているグランだが、本気になればこんなものだ。
怪物を倒したグランがシオンに歩み寄る。
グランは自分の外套を脱ぎ、シオンに羽織らせた。そしてシオンに背を向け、呟くように謝り始めた。
「ごめん、酷い目に合わせて…」
グランの表情が悲しみに歪む。
「俺が、水を汲んでこようなんて言い出さなきゃこんなことには…」
「グラン君のせいじゃないよ…」
シオンがグランに後ろからそっと抱きつく。
「グラン君は何も悪くないよ…立派に私を守ってくれた…だから、ありがとう…」
「シオン…」
シオンが優しくグランを抱き締める。慰めるためではなく、感謝を表すために。
「ねぇ…グラン君…あのね…」
シオンが抱きついたまま、話し始める。
「…私の体…何か変なの…」
「…え?」
シオンの言葉にグランが戸惑う。
「へ、変って…」
「何か…体が熱くて…変な気持ちになっちゃってるの…」
『桃色の水』の媚薬効果のせい、だけではない。シオンの心の奥底から、グランに対する思いが溢れ出してきていた。
「グラン君…私の体…何とかして…」
シオンの大胆な言葉にグランの心臓が高鳴る。
シオンの事はもちろん好きだが、弱っている状態につけ込む様な真似をしていいのか?真面目なグランの頭にそんな考えが浮かぶ。
じっと固まって動かないグランにしびれを切らしたシオンはグランの前に回り、着せられた外套を脱ぐ。
そしてグランの首に腕を回し、唇を重ねた。
グランの理性が崩れさる音が聞こえた気がした。
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