《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
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「クックックッ…いい格好になったな。」
魔族の口から笑いがこぼれる。
サラの服は爪で裂かれ、胸が露出してしまっている。
(下衆魔族が…)
サラは傷の深さを確認する。幸いそれほど深くはない。とはいえ、それなりにダメージは受けている。
(マズったわね…)
この傷ではまともに戦っても勝ち目は薄い。一人なら逃げるのだが、わけの分からない触手にシオンたちが捕えられている状況ではそれもできない。
(油断して近づいてきたところをしとめるしかないわね…)
ほとんど不死身に近い魔族をしとめるには、首を切り落とすか頭を完全に粉砕しなければならない(魔族の苦手な光や聖属性の魔法を用いても倒せるが、サラはそれらの魔法は使えなかった)。
チャンスは一瞬、サラは集中力を高め魔族が近づいてくるのを待つ。
しかし、魔族は近づいてこない。何も仕掛けてくる様子がない。ただ笑みを浮かべてサラをじっと見ている。
(…いったい何のつもりなの?)
そのとき、サラの心臓が強く脈打った。
(な…何…!?)
熱い。体がうずく。力が抜けていく。槍が手から落ちる。
「クックックッ…効いてきたようだな。」
(効いて、きた…?)
サラの意識が朦朧としてくる。
「あの泉の『桃色の水』には媚薬効果があってなそれを精製した強力な媚薬を爪に塗ってあるのさ。」
魔族がサラに近づき服を引き裂いた。
サラが身に付けているものは腕まである手袋とロングブーツだけになった。
「ウマそうな女だ。痛い目に会わされた分、たっぷりとお返しさせてもらうぜ。」
(…ホントに下衆魔族ね…)
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