《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
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サラが槍を引くと土の壁は崩れさった。
魔族の胸には風穴が空いている。
「や、やった…か?」
グランがボソリと呟く。確かに人間なら致命傷だ。しかし相手は魔族。この程度で倒せるような相手ではない。
(一気に決める!)
サラが間合いを詰め、下段に構えていた槍を振り上げる。
魔族は後ろに下がって槍をかわす。しかし、サラはもう一歩踏み込み、柄で魔族の脇腹を打つ。
「グッ…!」
さらに返す刀で胸を斬りつける。
鮮血が飛び散る。
「グウゥッ!」
魔族の手に鋭い爪が飛び出した。右手を振り下ろし反撃する。
サラは一歩下がって攻撃をかわし、同時に柄で魔族の顔面に一撃を加えた。
「……ッ!人間ごときが…!!」
魔族の瞳に怒りが浮かぶ。
「あんまり人間を甘く見ない方がいいわよ。」
「ほざくなっ!」
魔族がサラに飛びかかる。
「忠告は聞くものよっ!!」
サラも引かずに、自ら突っ込んでいく。
ギィィンッ!
サラの槍と魔族の爪が激しくぶつかりあい、火花を散らす。
「グゥオォォッ!!」
「ハアァァァッ!!」
一方、シオンとグランは戦いのあまりの凄まじさに参加できなくなっていた。
「サラさん…すごいね…」
「…うん。俺達じゃあ足手まといにしかならないな…」
サラと魔族の戦いは二人が手出しできるものではなくなっていた。
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