《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
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洞窟に入ってから二時間ほどが経過した。
シオンはよっぽど冒険が好きらしく、洞窟に入ってからずっと機嫌がいい。
グランは多少疲れているが、魔法力にはまだまだ余裕があるようだ。
(この二人、ホント将来有望ね。)
実力のある冒険者が育つことは、ギルドの管理人であるサラにとって喜ばしいことだ。
探索は進み、洞窟のかなり深いところまで来ている。今回の目的である『桃色の水』が湧いている場所までもう少しのはずだ。
しかし、目的地が近付くとともに危険も近付いてきていることをサラは感じとっていた。絡みつくような不快な気配がどんどん強くなっていく。サラが警戒を強める。
「サラさん?どうかしました?」
シオンはまだその気配に気づいてないようだ。
「…気をつけなさい。危険な奴が近づいてるわ。」
サラにそう言われ、二人は警戒を始める。
警戒しながら先へ進んでいくと、やがて広い場所に出た。そこは鍾乳石に囲まれた幻想的な空間だった。奥には目的である『桃色の水』の湧き出す泉がある。
その空間の中央に一人の男が佇んでいた。姿は人と変わらないが、放っている気配が人のものではない。
間違いない、奴は
魔族だ。
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