《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
14ページ目
洞窟の探索は思いのほか順調に進んだ。サラが思っていた以上に二人は強かったのだ。
戦いとなるとシオンは抜群にセンスが良い。敵や状況に対応した動きを見せ、判断に躊躇いがない。一瞬の判断ミスが生死を分けるこの世界で、これは重要な能力だ。少女が扱うには重いであろう倭刀も、重さに振り回されることもなくしっかりと使いこなしている。
グランの方は攻撃・防御・治療と多くの魔法を使うことができた。さらに、かなり勉強しているのだろう、モンスターの特性に詳しく、それに合わせて魔法を使い分けている。将来、知識と技術を兼ね備えた良い魔術士に成長するだろう。
(…ヒヨッ子って言ったの、謝らないといけないわね。)
サラはそんなことを考えながら、襲いかかってきた二匹のゴブリンを一瞬にして打ち倒す。
「す…すっご?い…」
「槍が、全然見えなかった…」
サラの強さに二人が驚嘆する。二人もなかなか強いが、彼女は別格だ。
熟練の冒険者だけあって動きに無駄がない。長く重い槍を自分の手足の如く自由自在に使いこなす。正確に、そして迅速に敵を倒していく。それはまさに神業だった。
採点