《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
《エロティック‡クエスト》?スワルド洞窟編?
13ページ目
まず三人はスワルド山を目指した。スワルド洞窟はその山にある自然の鍾乳洞だ。洞窟までの道のりはそれほど険しいわけではなく、麓にあるノマヤ村までは馬車も出ている。モンスターや山賊さえ出なければ、観光名所にだってなりそうな場所だ。
お昼を過ぎる頃にノマヤ村に到着した三人は、少し休憩をとっただけですぐ洞窟に向かった。本当はもう少し休んでから出発する予定だったのだが、シオンが早く早くとせかすので仕方なく出発することにしたのだ。
洞窟までの道のりは平坦で、モンスターにも山賊にも会うことはなかった。
「う?…なんか拍子抜け?…」
そういう展開を期待していたらしいシオンは不満そうだ。
「何言ってるんだよ。危険はないに越したことはないだろ。」
グランの意見はもっともなのだが、シオンにとってこの状況は退屈すぎるらしい。
「そうかもしれないけど…これじゃハイキングと変わらないよ…」
シオンのテンションは完全に下がってしまっている。
「シオン、洞窟が見えたわよ。」
「ホントですか?やった?♪」
シオンのテンションが一気に上がった。まったく、分かりやすい娘だ。
「ウフフ♪たっのしみだな?♪」
「喜んでるのはいいけど、気をつけないと大怪我するわよ。」
「分かってますって♪大丈夫ですよ?♪ウフフフ♪」
……本当に大丈夫だろうか?
採点