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カオス・ストーリー2
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AKBと修
第36話
玲奈「ひっどい顔! どうしたの!?」
翔太郎「殴られちゃった。」
玲奈と俺とは中学が一緒で、高校に入ってから少し疎遠になっていた。
玲奈「大丈夫?」
翔太郎「大丈夫。 玲奈こそ、なんで中学に来てたの?」
玲奈「私、演劇部に入ったんだけどなかなか思ったように演技できなくて…。何となく中学校にヒントがありそうで来ちゃった//」
翔太郎「なるほどね…。俺も似たような感じでこっちまで来ちゃったからなぁ…」
玲奈「そうなの?」
翔太郎「うん。まぁ立ち話もなんだからちょっと近くのファミレスかなんかいかない?時間大丈夫?」
玲奈「うん。大丈夫! じゃあいこっか!」
そうして俺と玲奈は中学の近くのファミレスへと移動した。
俺たちは軽食とドリンクバーを注文し、席について話し始めた。
玲奈「でも、高校ではめったに会わないのにあんなとこで会うなんてちょっとぶっくりしたなぁ」
翔太郎「おれもびっくりしたよ。よりによってお前か!?って感じで(笑)」
玲奈「なにそれ、ひどーい!」
最初は他愛のない会話だった。
玲奈「先輩にさ、演技に艶がないって言われちゃって…でも艶ってわけがわからなくて…」
そういうと玲奈はサラダをほおばる。
翔太郎「そういえば、Hしたら女の子は艶っぽくなるってTVショーで聞いたことあるわ(笑)」
玲奈が思いっきりむせた。
玲奈「げほっげほっ いきなり何言ってんの!?」
翔太郎「いや、TVの話だからさ(笑) 実際はどうなんだろーなって思って。冗談だよ!」
俺は自分の言ったことに対する照れ隠しでジュースを飲む。
玲奈「じゃあ、やってみる?」
今度は俺が豪快にジュースを吹いた。
玲奈「きったなーい!!!」
俺は吹いたジュースを拭きながら聞き返す。
翔太郎「いま、なんて???」
玲奈は舌をべっと出して言う。
玲奈「何にもいってないよ?だ!」
この時、俺たちはファミレスの店員に白い目で見られていたのは言うまでもなかった…
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