君に、夢中に、させられて_第21話/AKB48のエロ小説集

君に、夢中に、させられて
第21話

ハァハァ、すごい夢見たなぁ。

すごい剣豪ってのも悪くはないけど。

・・・なんかまだ頭熱いかな。

んー、38度7分か・・・。

水を飲んで再び寝る。

兄貴が言うにはAKBには何にもなかったようだ。

よかったよかった。

でも・・・由紀か。

もしかしたら・・・、
俺の勘違いじゃなかったら、
青春の忘れものを取り返せるかもしれない。

『もしかしたら』、なんだけどね。

そんなことをボォ?っと考えていると、
いつのまにか再び寝ていた。

（柏木目線）

・・・変な夢っていうか不思議だったなぁ。

昨日、彼に憑依してたようなもの、
どこかドラゴン（マタン）と似ている・・・。

もともと彼と知り合って、懐かしい気がした。

でも・・・、
私、無理させちゃったかな・・・、
朝岡さんに。

お礼を言おうとして店に電話かけたら、
お兄さんがでてきて、

良「あぁ、アイツ？
　　なんか今、風邪で寝込んでるけど。

　　ホントごめんねぇ。

　　電話してくれたって伝えとくから。」

風邪か・・・。

あたしのせいかな・・・。
あの上着も返せてないし。

お見舞いにでもいこうかな。

と思って私は今、

「桜桃亭」の前に立っている。

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